文の達人・「知の巨人」の里―庄内文学探訪―

 

伊藤美喜雄(著)

2019年3月11日 発売
ISBNコード 978-4909570543
B6判並製・190ページ

価格:1,300円(税抜)

 

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夏目漱石研究を深化・発展させて筆者の故郷とのかかわりを追究すると、山形県庄内地方から多くの優れた文人や作家が輩出していることから、文の達人・「知の巨人」の里と考えるようになった。それを具体的に述べ、文芸評論・読書案内としてまとめた一冊。庄内地方は、「知の巨人」荻生徂徠の教えが伝承されている「庄内学」、「沈潜の風」という教育・文化・風土によって、著名な作家や文人が輩出している里である。本書で庄内文学探訪をしながら、「文章の達人」丸谷才一、「文章の名手」藤沢周平、「知の巨人」渡部昇一について精通することができ、知的な生き方や文章の書き方のヒントを得ることもできる。

著者プロフィール

1948年(昭和23)山形県鶴岡市生まれ。1972年(昭和47)埼玉大学教育学部卒。元山形県立博物館館長、元山形県公立高等学校校長、元山形大学農学部非常勤講師。
現在、短期大学校非常勤講師等(山形県立産業技術短期大学校庄内校非常勤講師、酒田市生涯学習施設「里仁館」講座講師)
著書に、『知性・品性・感性を育てる教育―4Cの力で未来を拓く―』(学事出版、¥1,400+税、2010年(平成22),4.19刊)、『夏目漱石と東北―進化する漱石・悩み抜く力―』(北の杜編集工房・文庫本[¥600],2011年(平成23),4.27刊)、『夏目漱石の実像と人脈ーゆらぎの時代を生きた漱石ー』(花伝社、¥1,700+税、2013年(平成25),10.25刊)、『現代に生きる夏目漱石』(はるかぜ書房、¥1,260+税、2018年(平成30),3.1刊)、『文の達人・「知の巨人」の里―庄内文学探訪―』(アメージング出版、¥1,300+税、2019年(平成31),3.11刊)などがある。