学び直しで「リモート博士」 : 働きながら社会人大学院へ

「学び直しで「リモート博士」 : 働きながら社会人大学院へ」(著・山越誠司)を発売!

販売ページはコチラ https://www.amazon.co.jp/dp/4434328778/

 

書籍概要

 

本書は、社会人が博士号を取得することを提言する内容になっています。簡単なことではありませんが、学び直しの一環で非常に使い道のある制度が大学院の博士課程です。博士号取得のプロセスを通じて、圧倒的な強みを確立する、そして他者と自分の居場所をズラして生きることができます。競争ではありません。
ビジネスの世界でも学術の世界でも同じです。競争をする技術やノウハウを学び実践するのではなく、自分だけのオンリーワンの分野を確立し、他者と協働するというのが目標です。その点、博士号を「道しるべ」とすることができます。
本書は、著者の体験談も含めて書かれていますが、できるだけ多くの方に参考となるよう普遍化した内容で構成されています。そして、博士号を取得する目的、失敗談、進学した経緯、博士課程のあり方、論文の書き方など、かなり幅広い内容となっていますが、混沌とした時代に、多くの方が自信をもって快活に生きていくための参考としていただければ幸いです。

目次
第1章 はじめに
第2章 社会人がなぜ博士論文を書くのか
・子どもの教育費を使い込んだ父親
・論文執筆で「まっとうな仕事」にする など
第3章 「論文博士」に挑戦して大失敗する
・論文博士という裏技に挑戦してみる
・論文博士制度は廃止されるのか など
第4章 社会人が大学院の博士課程へ進学する
・大失敗の博士論文で奇跡が起きる
・「ご縁」で決める社会人大学院 など
第5章 これからの大学院における博士課程
・博士課程は「リモート博士」の時代
・社会人大学院では実学を学ばない など
第6章 社会人が博士論文を書くための知恵
・社会人は2万字の論文投稿を継続する
・審査員の「ストライク・ゾーン」に投げる など
第7章 社会人が博士号を取得するインセンティブ
・「リスキリング」で得をするのは誰か
・ジョブ型人材で業界に所属する など
第8章 スペシャリストの時代と大学院教育
・ローマ時代と人工知能時代の比較
・高等教育への投資が国力の源泉に など
第9章 おわりに

 

 

著者プロフィール

 

1968年札幌市に生まれる。1991年東洋大学法学部卒業、1993年東洋大学大学院法学研究科博士前期課程修了。その後、損害保険会社や外資系保険ブローカー、外資系損害保険会社、金融サービス会社など5社に勤務。2020年日本保険学会賞(著書の部)受賞。2023年神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程修了、博士(法学)。