比良一平(著)
2019年10月30日 発売
ISBNコード 978-4909570895
四六判並製・137ージ
価格:1,070円(税抜)
人生七合目の見晴台に腰掛けて辿ってきた道を振り返れば、多くの失敗や挫折、哀しみ、悔しさがあったはずなのに、不思議とそれは陽の光で追い立てられた霧のように消えてしまって、楽しい想い出や懐かしい光景だけが丸い雲になってポカポカと浮かび上がってくる。
人の人生は長くもあり、短くもあり、楽しくもあり、悲しくもあるが、その人がどんな風に生きてきたかでそれぞれ感じ方が違ってくる。
果たして自分は今まで意欲的に生きてきたのだろうか。少しは人の助けになったのだろうか。
雲間に見え隠れする山頂をボンヤリ眺めながら、さて、これから先、どんな風に歩いていこうか。
著者プロフィール
1947年 京都市に生まれる
1970年 京都工芸繊維大学を卒業後、長瀬産業に入社、主に海外と国内営業に従事する
1995年 日華化学に移籍し、その後、厚生労働省・産業雇用安定センター、立命大学放射光施設にて文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトを担当、日本貿易振興機構〔JETRO〕にて貿易投資アドバイザーを担当し2007年引退し、自由人となる
2017年 〔穏やかな日々〕を出版
2019年 〔七合目の見晴台〕 を出版