命は美しい -Last 325 days of my mother-

 

国広典代(著)

2020年9月15日 発売
ISBNコード 978-4910180212
四六判並製・208ページ

価格:1,380円(税抜)

 

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前向きなサヨナラと歌のチカラ。2015. 3.18. 母の余命宣告の日 乃木坂 46 の詩が流れ母は前向きな死を選んだ。2015年3月18日、母の余命宣告の日に乃木坂46の「命は美しい」はリリースされた。命の大切さとかけがえのなさを高らかに唄いあげた名曲である。この曲は母の闘病から死に至るまで常にBGMとして鳴り響き、母の死という試練に立ち向かう勇気を与えてくれた。治療の術がなく余命告知を受け、その限られた期間の中で人はどう有意義で濃密な人間関係を築く事ができるか。それはどう美しく死んでいくかのスタート地点であるという事だ。死にゆく者にとっては最期を迎えるため、次の世界へ行くための準備、残される者にとっては、どう美しく旅立たせるかの準備なのだ。この小説は母の最期の日々に寄り添った姉弟の、歌のチカラ(乃木坂46)に支えられた家族愛の記録であり、乃木坂46への感謝という本というカタチのラブレターである。

著者プロフィール

独協大学 法学部法律学科 卒業

東京、原宿生まれ育ち。大学卒業後、コピーライター、作家活動を経て1990年代より

Los Angeles, New York, Bostonで詩人のマネージメントを行う。

NUYORICAN POETS CAFÉ(New York City), BEYOND BAROQUE(Venice Beach, Los Angeles,CA), LOWELL CELEBRATES KEROUAC (Lowell, MA)などでイベントをプロデュース。

「POET & KILLER CHRONICLES( KEI KUNIHIRO 著、

Brunswick publishing Co.Ltd.  U.S.A) 」をプロデュース。

*著書 「原宿戦国時代」(扶桑社)