陽李（著）
2019年4月16日 発売
ISBNコード 978-4909570642
B6判並製・128ページ
価格：980円（税抜）
沖縄を舞台に、青春時代を彷彿させるような恋愛小説。
19歳の美和は、父の死と大学生の兄の逮捕によって、窮地に陥る。借金を背負った母を見て、永遠の愛を誓い合ったにも関わらず、恋人の健二との別れを告げる。
美和は、友達である良美や亜美に、「どんなことがあっても、ひるまないジャンヌ・ダルクになる」と宣言する。父を亡くす前は苦労知らずだったが、突然、会社経営を担うことになった母を助けようと必死になる。火の車ながら、美和は無事に大学に入るのだが、在学中に美和を待ち受ける青春ドラマとは・・・。
きっとあなたも胸が温かくなる。
著者プロフィール
小説家・エッセイスト。
沖縄県名護市出身。1958年生まれ。沖縄国際短期大学卒業。
人生の大半を（30年間）、難病をかかえた実母の介護に費やす。
母を看取った後、文学の世界に入る。
著書に『第二の人生』『望月』（東京図書出版）がある。