「膝の痛みは、体重や老化のせいにしても治りません ―改善と予防のために足指や股関節を鍛える― 」新井馨太 (著) を発売!
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書籍概要
成人を過ぎて膝痛を経験し、壮年期以降、老化の中で痛みの頻度が多くなり、中には深刻な問題になっている方もおられます。
膝痛の悪化は、体重や加齢だけで説明できるものではありません。
大切なのは、日頃の動作が大きな要因であること、対処法の要は「揉む」「マッサージ」「ストレッチ」「筋トレ」ではなく、「動作を修正する」ことが確実な改善になることと知っていただくことです。
ひとつの膝には、内側と外側に2つの関節面があります。その左右の関節面の一方に荷重が偏る習慣は、骨を覆っている軟骨の摩耗を早め、骨と骨が直接こすれ合うことで炎症が始まり、痛みとなります。
外見から見ると、X脚やO脚と言われる状態です。
靭帯や半月板にとっても偏った荷重はリスクを増やします。
これは、10年20年という時間で作られ、高齢になるとその傾向の速度は上がります。
本書は、解決の足がかりとして、以下のことを問題にしています。
①成長期を過ぎ活動が落ちてくると、歩きなどで「足指グリップ」が行われず、膝のベースである下腿以下の不安定が増していきます。
②筋肉の省エネ目的である「股関節ロック」を覚えると、その股関節の役目を膝が肩代わりする機会が増え、膝の余計な負担が増えていきます。
③成長期の女性の骨盤の変化は、足裏の小指側支持がO脚進行を促し、身長の高さは膝の負担を増やすなど、体型は膝に影響を及ぼします。
③は、変えられませんが、①と②を合わせて、生活場面でできるトレーニング方法を紹介します。
長年の動作の「クセ」の修正は、瞬時の手技で治るものではありません。
体が覚えるのに時間はかかりますが、トレーニング方法は、「コツ」さえ覚えれば難しくはありません。
「膝の安定」のための「体づくり」で、長い効果のための一冊。

著者プロフィール
動作研究者/理学療法士
リハネス研究室主幹
1959年新潟市生まれ。1983年理学療法士免許取得。新潟市民病院、信楽園病院を経て2006年新井リハ工房株式会社設立。同年会社内にリハネス研究室をおきリハビリ訓練技術の研究にたずさわる。
地域の療法士対象に、ハンドリング講習会など長年主催し、脳卒中/神経難病などの神経疾患のリハビリ技術を指導してきた。
中枢神経疾患のリハビリの考え方は、治療対象の動作が正常と異なるので、修正のために、全身の動作変化の観察分析がどうしても必要になる。
研究を通じて、膝や腰などの骨関節疾患の問題解決には、問題部位だけを見るのではなく、周囲関節や全身影響を考慮に入れる中枢神経疾患のリハビリの考え方が必要と確信した。
それは、虚弱を含め健康増進において大いに役立つものである。