3月24日 非正規社員 活性化マニュアル(著・中村慎一)を発売しました。
販売ページはコチラ https://www.amazon.co.jp/dp/4910782435/
書籍概要
「非正規社員活性化のための処方箋」
労働力不足問題は、日本の今後の成長・発展を大きく左右する最も頭の痛い問題です。
その打開策としては、就労者が少なかった女性や高齢者の就労の機会を増やすということがまず頭に浮かびます。しかし、実際の企業経営、ましてやコロナ禍での企業経営を前提とすると、政府が企業に雇用機会を提供せよと一方的に指示することは実際問題として困難です。したがって、早期に手を打つべきは、そういった企業実態を前提とするものの、いかにすれば、これまで就労機会が少なかった女性、高齢者、そしてニートと呼ばれる層などの若者に就労機会を提供し、活性化してもらうかの検討と実行です。
これらの層で実際に就労している方々は、多くがパートタイマーやアルバイト勤務などの「非正規社員」です。非正規社員を正社員とすることがある意味でのゴールではありますが、そうなるためには、必要な時間、努力は甚大で、いつの間にか何も解決しないままときが過ぎてしまう懸念があります。また人々の価値観も多様化し、何が何でも正社員という観念は崩れています。
本書では、「非正規社員」のスタンスを前提に、どうすれば、非正規社員としての就労機会を増やせるか、就労できた非正規社員がどのようにすれば力を発揮し、成長できるか、そして企業の成長・発展、ひいては日本の成長・発展に貢献できるかについての方策を検討し提示します。
著者プロフィール
中村 慎一 (なかむら・しんいち)
滋賀県出身。
京都大学法学部卒、イリノイ大学ロースクールLLM修了。
都市銀行に入行後、調査、人事、オペレーション、リテールビジネス、ウェルスマネジメント各分野の企画、推進業務に従事した後、国内支店営業、アジアでのリテールビジネス立上げ、現地法人ガバナンス職務、一般企業にて構造改革業務に従事。現在は人材会社の経営に従事中。
著書に、「サラリーマンの大義と企業の責務」(2019年文芸社)、「人的資源マネジメント概論」(2020年POD出版サービス)、「変革の処方箋」(2021年日本橋出版)、「働き方改革の処方箋」(2021年日本橋出版)、翻訳に、「銀行と銀行持株会社の資本市場業務ガイド」(1989年)がある。