アメージング出版

国境なきジジババ、ロンドンへ~「万国のジジババ、団結せよ」~

 

寺島祐二(著)

2018年1月25日 発売
ISBNコード 978-4990954888
B6判並製・112ページ

価格:1,000円

 

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 夫婦とも70歳を超えるジジババが2人目の孫の誕生の世話をするため娘が暮らすロンドンへ行った。本書はジジババが滞在した約40日間の体験、感想、発生した事件を報道記者だったジジ(筆者)がまとめたもの。ロンドンの現状、買い物、保育、お産の事情などが具体的に示されている。それよりもロンドンに記者として駐在したことがある筆者が本書で力を注いだのは、激動・緊迫する世界の現状を凝縮するように、この期間に発生した様々なニュースとそれに関する考察である。北朝鮮のミサイル発射や核実験、英国のEU離脱交渉、テロ事件、分離独立、民族浄化問題などである。一見して明らかなように、国境の在り方に関する事案が多い。2つの大戦を経ても世界は国境を乗り越えることが出来ず、各地で対立している。筆者が真面目に思うのは孫に対するジジババの気持ちが万国共通であるように、国境を越えた価値を人々が共有することだ。その先頭に立つのは世界のジジババだ。

著者プロフィール

1946年長野県生。厳しい自然環境の中で豊かな文化を生み出したロシアへの関心を持ち、ロシア文学を専攻、日本テレビ報道記者になる。取材は質問、月並みな表現はしない、を信条にした。1982年モスクワ支局、相次いで書記長が交代するロシアを取材。外には出にくいロシア社会の断面を知り、社会にとっての報道の価値を知る代え難い体験をした。1989年の東欧変動ではベルリン、プラハからTV生中継を実現し現場の実像を日本に伝えた。2006年、福島中央テレビへ。2011年、東日本大震災、原発災害の取材を指揮。その経験をもとに「福島の9年間」「Seeing is Believing」を著し、事実を冷静に受け止めることの重要性を指摘、二項対立の風潮にも警鐘を鳴らしている。