山越誠司 (著)
2021年5月21日 発売
ISBNコード978-4910180571
四六判並製・151ページ
価格:1260円(税込)
本書は、筆者が自分の中でコロナ終息宣言を出し、なぜコロナは終わったかと考えるに至ったかをいくつかの視点から論じたものである。様々な情報や理論を整理していく過程で、メディアへの依存、現代医学への過信、権威に対する崇拝、学問への過剰な信頼について、疑問を持った。そこから探求がはじまった。
そこで提案したいことは、まず一呼吸を置き視点を変えて現状を分析してみる、結論を導くアプローチを変えてみる、徹底的にポジティブなポジションをとってみる、ということである。そうすると見える世界もずいぶんと変わってくることであろう。
そして、意外な気づきは、固定された観念を取り払い、見えない世界を認識することで無限の選択肢が眼前に広がるということである。一見、打てる手は限られているようにも思えるが、誰もが多くの選択肢の中から人生を自由に選択できる。もし、その気づきのお手伝いができたとすれば、本書の目的は達成できたことになる。
著者プロフィール
1968年札幌市に生まれる。1991年東洋大学法学部卒業、1993年東洋大学大学院法学研究科博士前期課程修了。その後、損害保険会社や外資系保険ブローカー、外資系損害保険会社、金融サービス会社などに勤務。転職は5回。そのうち1回はもといた会社に再入社。2020年日本保険学会賞(著書の部)受賞。神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程在学。