<新刊>「-18」

「-18」(植松謙太郎(著))を発売!

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書籍概要

 

生まれた時から宗教に馴染みのある人間は、なぜ信じているのかという問いに対して、「なぜ」が欠落している。そこに理由はいらない。自分というものを構成する要素の中に、信仰は根深く関わっているからである。

誠成公倫。八島義郎を宗主として始まったこの宗教は、兵庫県西宮市を本部とし、大阪、山口、静岡、東京町田、東京大田区など全国各地に施設が点在している。

本書では宗教3世として幼児の頃から誠成公倫に通っていた著者本人が、生まれた頃より新興宗教を信じさせられるのはおかしいと思い立ったことから始まり、信者をはじめ多くの誠成公倫関係者に取材を敢行し、馴染み親しんだ宗教からの離脱の過程を如実に描き切るルポルタージュ。

本文中においては、実際に著者に18年間の間、誠成公倫の教えを説いていた先生と呼ばれる人物にも直接取材を行い、疑問をぶつける場面も見られる。 大学の卒業制作として実行した文章に加筆修正を加えた1冊。

私は山上徹也にはならない。一人の大学生の静かな決意。

 

 

 

 著者プロフィール

 

アーティスト・作家。日本大学芸術学部文芸学科卒業。自身の経験や社会問題をテーマにした作品を通じて、人間性と尊厳の回復を目指す。これまでに個展を開催し、観客との対話を重視した表現活動を行っている。

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